シラバス詳細

タイトル「2026年度シラバス」、カテゴリ「豊橋校舎-短期大学部」

科目情報

科目名

情報資源組織演習Ⅰ

講義名

情報資源組織演習Ⅰ

クラス

 

担当教員

細井 岳登

実務経験のある教員による講義
キャンパス区分

豊橋校舎

開講学期

春学期

曜日・時限

月5

講義室

634教室

科目種別

演習

科目区分

情組演Ⅰ

単位区分

単位数

1

準備事項

備考

【学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連】 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。 https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470

講義情報

テーマ Theme

図書館目録における目録規則の理解と書誌的記録の作成方法の習得

概要 Synopsis

 図書館情報資源の組織化に関わる知識・技術のうち図書館目録の作成について、『日本目録規則(NCR)1987年版』改訂3版および、同規則『2018年版』に拠って、演習形式で学んでいく。 
目録規則に基づいた書誌的記録(書誌データ)の作成を行う上での、基本的な知識や技法の習得を図るとともに、目録の役割や特質、また規則の解釈や実際の適用といった作成上の課題などの理解にもつなげていきたい。
 国会図書館などで『NCR2018年版』に基づく書誌データの作成も始まっているが、現在も多くの図書館の目録(OPAC)では、『1987年版』に基づく書誌データが用いられている。そうした現状を踏まえて、『1987年版』と『2018年版』の新旧両規則の相違点も理解しておく必要がある。
 この授業ではまず最初に、『1987年版』の規則に基づく書誌的記録の作成について学び、学期後半で、『2018年版』に基づく書誌的記録について学んでいく。
 図書、雑誌など実際の資料に基づいた演習問題を宿題として課す。授業では、課題の提出と発表を基に、課題の解答および規則などについて解説を行っていく。また課題の理解を助ける上で、図書館での実務で経験した利用者の資料探索における書誌データの活用事例なども紹介していきたい。
 

到達目標 Aim

 新旧『日本目録規則』の条文に基づいて、また規則の改定の要点も把握して、基本的な書誌的記録の作成ができるようになること。また具体的な書き方の習得を通して、目録の機能や構造、書誌的記録の対象や構成等についての理解を深めること。

授業形態 Class style

 演習形式。毎回、課題として出すので、それに取り組んで提出すること。授業では数人ずつ当てていくので、各自がやってきたものを板書で発表する。受講生の発表内容や、リアクション・ペーパーなどによる質問を踏まえて、解答および解説を行っていく。

使用言語 Language(s)

日本語のみ Japanese only

アクティブ・ラーニングActive Learning 

PBL(課題解決型学習) Project-based learning

グループワーク Group work

プレゼンテーション Presentation

内容・スケジュール Contents, schedule

1.図書館目録と情報資源の記録:図書館目録とは?書誌的記録とは?
2.『日本目録規則(NCR)1987年版』『2018年版』の概要と書誌的記録作成の基本:対象、構成、記載する事項/要素、情報源、転記etc
3.『NCR1987年版』による図書資料の書誌的記録の作成:単行資料の基本形
4.図書資料の書誌的記録の作成:単行資料の応用-上下の分割
5.図書資料の書誌的記録の作成:単行資料の応用-多巻資料と物理単位
6.図書資料の書誌的記録の作成:集合レベルの書誌単位-多段階記述様式
7.図書資料の書誌的記録の作成:集合レベルの書誌単位-簡略多段階記述様式
8.図書資料の書誌的記録の作成:構成レベルの書誌単位
9.継続資料の書誌的記録の作成:逐次刊行レベル、物理単位、構成レベル
10.継続資料の書誌的記録の作成:逐次刊行レベル、物理単位、構成レベル
11.FRBRモデルにおける実体(「著作」「表現形」「体現形」、「個人」「団体」)と関連の説明、『NCR2018年版』の書誌的記録の構成(属性の記録とアクセス・ポイント)と『1987年版』からの変更点の説明
12.『NCR2018年版』による書誌的記録の作成:「著作」「表現形」のアクセス・ポイントと「体現形」の属性①
13.NCR2018による書誌的記録の作成:「著作」「表現形」のアクセス・ポイントと「体現形」の属性②
14.NCR2018による書誌的記録の作成:「著作」「表現形」のアクセス・ポイントと「体現形」の属性③、NCR1987による書誌的記録作成の復習①
15.NCR1987による書誌的記録の復習②、NCR2018による書誌的記録の復習
※受講生の出席状況や課題の理解度をみながら、授業の予定、進め方の変更もあります。

準備学習・事後学習 Preparation, review

 毎週、演習課題を宿題で出すので、翌週の授業までにやっておくこと。授業開始前にやってきたものを提出して、確認を受けること。課題は確認後返却するので、授業での解答や解説を書き加えるなどして、復習に役立てること。復習では書誌的記録の具体的な書き方を憶えるだけでなく、なぜそういう書き方になるかの理由・根拠-該当する規則条文の確認や、規則の内容の理解etc-の理解にも努めること。

準備学習・事後学習の時間

準備学習0.5時間 事後学習0.5時間(1単位科目)

学外授業 Outside activities

予定なし

成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria

総合評価で評価する。
■学期末試験期間中に実施する筆記試験の評価(70%) ※『日本目録規則1987』および『日本目録規則2018』に基づき、指定の様式や条件で書誌的記録の作成ができることと、両規則の特徴や相違点など、『日本目録規則』について基本的な事柄を理解できているかを評価する。
■授業に取り組む姿勢及び学習内容の理解度(30%) ※具体的には①演習課題の提出-毎回提出が原則、②授業での発表-受講人数により、学期中に数回~毎回の発表、③他の受講生の発表や、課題の解答、解説を聞いてノートを取る、④毎回、出席確認を兼ねて、リアクション・ペーパーにコメント(授業で理解できたこと、よく分からなかったこと、疑問点など)を書いて、提出する。これらを通して演習形式の授業に積極的に取り組み、学習内容の理解に努めること。
 出席回数は2/3以上を必須。満たない場合は期末試験の受験を認めない。但し病気や災害、事故などによる出席困難、実習等他の授業との被りによる欠席、留学・奨学金、就職の説明会や試験への参加などの理由の場合、欠席届を提出の上、やむを得ない事情によるものと認めれば、受験条件としての出欠席回数カウントの対象外とする。

定期試験期間中の試験実施方法 Exam period

定期試験期間中に筆記試験を実施する。An exam will be held during the exam period.

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法

 授業時に演習課題の解答、解説を行う。合わせて口頭やリアクションペーパーなどを通じて寄せられた質問などについても、授業時に回答する。また期末試験に向けての総復習など課題の一部については、moodleに解答や解説をアップすることも予定している。

テキスト Textbooks

 受講用テキスト(任意):『情報資源組織法』,日本図書館協会,2020 ※演習Ⅰでは購入は必須ではありません。授業で取り上げる『日本目録規則(NCR)1987版』および同『2018版』の条文の該当箇所は、印刷して配布します。ただし規則の理解を深める上で、規則条文のテキストが手元にあった方がよいでしょう。『情報資源組織法』にはNCR2018が掲載されています。生協で取り扱っていますが、店頭に在庫が置いてない場合は、注文による購入となります。
 基本資料:『日本目録規則1987年版』改訂2版(日本図書館協会,2001)、『日本目録規則2018年版』(同協会,2018) の冊子は、司書課程資料室(6号館5階)に備えられている。授業ではプリントを使って説明していきますが、冊子を見てもらうために、資料室から持ってきてもらうこともあります。自宅で宿題の参考とするためや、目録規則の理解のために、借りていくこともできます。

参考図書 References

授業時に適宜紹介する。
 様々な出版社から出されている司書課程用の情報資源組織演習のテキストは、授業で直接、取り上げることはしないので、学習用に図書館で借りるなど、各自の判断で随意に利用すること。

リンク Link

関連する科目、履修者への要望など Requests, etc

 授業時は発表と解答、解説が中心となり、演習課題に取り組む時間はとれないので、受講生が課題をやってきていることを前提として授業を進めていく。また予習・復習にあたって、NCRの条文など、配布したプリントを何度でも読んで、理解に努めること。分からないことがあれば、リアクション・ペーパーに書くのでも、授業後に直接聞きに来るのでもよいので、ためらわずに、積極的に質問してほしい。
 再履修者で前回の履修時に、出席や課題の提出で学期末試験の受験条件を満たしていれば、今回の受講において、出席や課題提出の回数を多少満たしていなくても、期末試験の受験自体は認めるが、授業に取り組む姿勢の評価や、試験の採点については、特段の考慮はせず、新規履修者と同等に扱う。

SDGsとの関連 Related SDGs

質の高い教育をみんなに Quality education

人や国の不平等をなくそう Reduced inequalities

使用するLMS

・Moodle

担当教員への連絡方法

愛知大学教職員用webメールのアドレス:a1300591@vega.aichi-u.ac.jp 細井岳登