シラバス詳細

タイトル「2026年度シラバス」、カテゴリ「豊橋校舎-短期大学部」

科目情報

科目名

詩歌を読む

講義名

詩歌を読む

クラス

 

担当教員

渡邉 章夫

実務経験のある教員による講義
キャンパス区分

豊橋校舎

開講学期

秋学期

曜日・時限

月1

講義室

712教室

科目種別

講義

科目区分

日本文学

単位区分

単位数

2

準備事項

備考

【学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連】 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。 https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470

講義情報

テーマ Theme

日本近代における詩作品(短歌・童謡・歌謡含む)の表現特質の諸相とその妥当性の考察、及び近接領域からの比較文学論

概要 Synopsis

日本近代詩史の展開について、主に口語自由詩と象徴主義(サンボリスム)に基軸を置き、詩作品の言語形式と作品内部の叙情性との整合性の是非を、社会背景や時代諸相とも関連させて考察していく。特に、近代民主主義における必然的文化的事象としての言語観とその反映としての詩的言語の生成プロセスを文化社会学的に論じていくとともに、ヨーロッパ文芸思潮との比較考察も行う。日本の近代詩の展開が、口語自由詩の模索とその確立と共に行われていた詩史の流れを正確に理解する。

到達目標 Aim

学生が日本近代文学史についての深い知識を獲得できるとともに、時代や文化的背景と必然的に絡み合った妥当な表現文化環境についての理解を把握し、同時代にも援用しうる教養を高めることが可能となる。それに加えて、戦後文化への基礎となるべくモダニズム思想をも理解する。

授業形態 Class style

講義形式で行い、必要資料は授業中適宜配布する。

使用言語 Language(s)

日本語のみ Japanese only

アクティブ・ラーニングActive Learning 

PBL(課題解決型学習) Project-based learning

内容・スケジュール Contents, schedule

1、ガイダンスと講義案内・授業概要紹介
2、概論1(講義の趣旨とアウトラインの大テーマの解説、および専門用語の定義の確認)
3、概論2(小説散文と詩や韻文との違い、近代と前近代での歴史的民俗学的意義の相違についての解説)
4、明治初期の詩作品の役割(教育や啓蒙主義との関連から)
5、国家主義と唱歌の誕生(自由民権運動との関連から)
6、ロマン主義と詩歌(石川啄木、国木田独歩)
7、自然主義と詩歌(口語自由詩の誕生と早稲田文学)
8、口語自由詩の展開①(北原白秋と童謡)
9、口語自由詩の展開②(高村光太郎とヒューマニズム)
10、口語自由詩の終焉(萩原朔太郎と内面世界)
11、モダニズム詩(萩原朔太郎とメディア空間)
12、現代詩の誕生(純粋ポエジーとは何か)
13、中原中也と象徴主義(フランスサンボリスムとの関連から)
14、伊東静雄と四季派の特質と抒情(詩における形式論)
15、立原道造から現代詩へ(ヨーロッパ的詩精神とは何か)
※上記は基本的な目安であり、受講者の専攻分野や習熟度によって若干の追加補充があるば場合もある)

準備学習・事後学習 Preparation, review

〈準備学習〉講義終了時に次回取り上げる作家作品を告知するので、その読解と内容把握に努めること。
〈事後学習〉講義中に、内容に関係する資料や参考書を紹介するので、その読解を励行する。

準備学習・事後学習の時間

準備学習2時間 事後学習2時間(2単位科目)

学外授業 Outside activities

なし

成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria

平常評価で評価する(100%)。
■授業期間内での中間レポート(30%):前半の授業のテーマや内容の理解度を評価する。
■授業期間内での最終レポート(60%) :講義全体の内容を把握しているかを評価する。
■授業参加態度(10%) :議論への貢献度を評価する。

定期試験期間中の試験実施方法 Exam period

定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法

提出されたレポートは、授業時に口頭にてフィードバックを行う。

テキスト Textbooks

特定のものは使用しない。配布プリントによって替える。

参考図書 References

授業中に適宜紹介する。ただ、全授業を通じての基本的参考文献として世界思想社版『近現代詩を学ぶ人のために』をあげておく。

リンク Link

関連する科目、履修者への要望など Requests, etc

文学は文学のみで発展したわけではなく、他の芸術ジャンルはもちろんのこと、一見して文学とは無縁な政治経済や自然科学、科学技術などの外部環境の変化からの大きな影響を受けて展開されてきたものである。したがって、文学作品のみにとらわれずに、広い視野と幅広い貪欲的な興味を抱いて学習に取り組んでほしい。

SDGsとの関連 Related SDGs

質の高い教育をみんなに Quality education

ジェンダー平等を実現しよう Gender equality

使用するLMS

・Moodle

担当教員への連絡方法

ムードル上にメールアドレスを掲示する。