シラバス詳細

タイトル「2026年度シラバス」、カテゴリ「豊橋校舎-短期大学部」

科目情報

科目名

文学の環境

講義名

文学の環境

クラス

 

担当教員

渡邉 章夫

実務経験のある教員による講義
キャンパス区分

豊橋校舎

開講学期

春学期

曜日・時限

月2

講義室

650教室

科目種別

講義

科目区分

日本文学

単位区分

単位数

2

準備事項

備考

【学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連】 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。 https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470

講義情報

テーマ Theme

詩における抒情とは何かを考えるーー詩の生命である「うた」を学ぶ

概要 Synopsis

日本近代以降の詩作品を通じて、テキストが読者の心に響かせる所以を考察する。読者はなぜ感動するのか、共鳴するのか。そのためには言語表現である詩が、通常の辞書的なコミュニケーションツールである日常言語ではなく、美感と文芸性を有した詩的言語に変異させうるかを議論していく。加えて、その詩的構造や形象表現はもとより、時代背景、文化的特性などの外延的な環境に起因する思想的文脈をも交えて講義する。具体的には、日本的伝統や個展からの流れを汲む「日本的心性」をテーマとした金子みすゞと宮沢賢治、十九世紀フランスサンボリスムや二十世紀初頭の実存主義の影響を受けた「ヨーロッパ的抒情」を体現した中原中也、立原道造を中心に講義を加える。

到達目標 Aim

明治以降の詩的展開を概観した上で、明治末期から昭和初期にかけての、文学のみならず他芸術ジャンルはもちろんのこと、社会思想や科学技術、都市風俗など広く文化社会的な教養を身につける機会となると同時に、学生がこの講義を通じて、近代詩における思想体系を学び、文芸的な知識と感性を蓄積できることとなる。

授業形態 Class style

講義形式を基本とするが、毎回授業アンケートを行い、広く参加学生の疑問や意見も聞き、その解説や議論も行っていく。

使用言語 Language(s)

日本語のみ Japanese only

アクティブ・ラーニングActive Learning 

PBL(課題解決型学習) Project-based learning

ディスカッション、ディベート Discussion , Debate

内容・スケジュール Contents, schedule

第1回 授業ガイダンスーー講義の目的とそのアウトラインの説明、およびアンケートによる学生の意識調査
第2回 総論 授業内での専門用語の定義の解説、および、「抒情」に関する概説
第3回 金子みすゞと宮沢賢治① 宗教的背景と日本的心性について
第4回 金子みすゞと宮沢賢治② みすゞにおける作品構造とジェンダー(オンライン)
第5回 金子みすゞと宮沢賢治③ みすゞにおける浄土志向と古典芸能
第6回 金子みすゞと宮沢賢治④ 賢治における思想的背景と古典文学
第7回 小まとめと中間レポート作成
第8回 四季派の詩人① 中原中也とフランス象徴主義
第9回 四季派の詩人② 中原中也とフランス思想
第10回 四季派の詩人③立原道造とドイツ思想
第11回 四季派の詩人④立原道造と伊東静雄(実存主義の影響)
第12回 モダニズム① 萩原朔太郎とメディア革命
第13回 モダニズム②春山行夫と『詩と詩論』(現代詩の嚆矢)
第14回 モダニズム③永瀬清子と左川ちか モダニズムとジェンダー
第15回 まとめ 詩の抒情の正体とは

 上記はあくまで目安であり受講生の習熟度により順序の入れ替えや短縮・伸長もありうる。

準備学習・事後学習 Preparation, review

授業で使用するテキストはプリントであらかじめ配布するので(ムードル)十分に読み込んで問題意識を高めてくること(準備学習)
授業後は、講義内で提示した参考文献や作品を自己調査して再確認すること、ムードルにおいて課題を提示する(事後学習)

準備学習・事後学習の時間

準備学習2時間 事後学習2時間(2単位科目)

学外授業 Outside activities

なし

成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria

平常評価で評価する(100%)。
■授業期間内での中間レポート(30%):前半の授業のテーマや内容の理解度を評価する。(日本的歌謡の特質を理解しているか)
■授業期間内での最終レポート(60%) :講義全体の内容を把握しているかを評価する。(日本近代の抒情の多角的な読解が自分の言葉で表現できているか)
■授業参加態度(10%) :議論への貢献度を評価する。(リアクション内容の充実度)

定期試験期間中の試験実施方法 Exam period

定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法

ムードルにおいて課題やアンケートを提示する、回答や解説については次回の授業時に口頭で行う。加えてメール等での質疑にも対応する。

テキスト Textbooks

なし。プリントで替える(ムードルにアップする)

参考図書 References

授業時に適宜紹介する。特定のものは使用しない。

リンク Link

なし

関連する科目、履修者への要望など Requests, etc

受講者数によっては、座席指定する。

SDGsとの関連 Related SDGs

質の高い教育をみんなに Quality education

ジェンダー平等を実現しよう Gender equality

使用するLMS

・Moodle

担当教員への連絡方法

ムードルにメールアドレスを掲示