シラバス詳細

タイトル「2026年度シラバス」、カテゴリ「豊橋校舎-短期大学部」

科目情報

科目名

モダンカルチャー論

講義名

モダンカルチャー論

クラス

 

担当教員

谷 彰

実務経験のある教員による講義
キャンパス区分

豊橋校舎

開講学期

春学期

曜日・時限

水3

講義室

634教室

科目種別

講義

科目区分

日本文化

単位区分

単位数

2

準備事項

備考

【学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連】 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。 https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470

講義情報

テーマ Theme

近代小説に見る様々な文化記号

概要 Synopsis

「カルチュラル・スタディーズ(文化学)」という方法論が近代文学の領域で注目を浴びている。小説・詩などの文芸作品を、作家の思想・作品主題などの「文学的観点」だけから読むのではなく、「文学」に隣接する諸領域(生活風俗・交通手段・ファッション・建築など)と関連付けて読むことにより、「文学」を新しい角度から読み直す試みである。
 この授業では,本格的な「カルチュラル・スタディーズ」を展開するというより、小説の中に描かれた人々の暮らしや様々な文化事象(これらを「文化記号」と呼ぶ)に着目することにより、どのような新しい読みの可能性が開けるか、具体例を示しながら紹介する。この授業で取り上げられた文学作品はもとより、近代の様々な文化記号につても学ぶ。

到達目標 Aim

明治以降の日本文化への理解を深め、文化史的な視点から小説や資料を読む力を身につけ、それを自分の言葉で表現できる。

授業形態 Class style

授業はプリントをテキストとして講義形式で行ない、PowerPointのスライドやOHCなどの教材提示装置、ならびに課題提出やプリント配布のためにMoodleを活用しながら進める。

使用言語 Language(s)

日本語のみ Japanese only

アクティブ・ラーニングActive Learning 

PBL(課題解決型学習) Project-based learning

内容・スケジュール Contents, schedule

第1回 はじめに ~授業のガイダンス、授業のキーワード
第2回 「十三夜」に散りばめられた様々な文化記号① ~人力車
第3回 「十三夜」に散りばめられた様々な文化記号② ~人力車夫・住宅・服装と髪型
第4回 「十三夜」に散りばめられた様々な文化記号③ ~教育・女性の立場 (オンライン授業)
第5回 「十三夜」に散りばめられた様々な文化記号④ & 映像で見る明治20年代の文化記号
第6回 「それから」に描かれた様々な謎
第7回 銀杏返しが意味するもの ~その歴史的変遷
第8回 映像で見る「それから」、「それから」の謎の解読①
第9回 「それから」の謎の解読② & 小テスト
第10回 「少女病」作品解題、都市小説としての「少女病」① 
第11回 都市小説としての「少女病」② ~近代都市生活における時間・空間・人間関係
第12回 都市小説としての「少女病」③ ~主人公の少女病とは
第13回 食事風景の変遷 
第14回 「門」に描かれた食卓の風景① ~宗助・御米夫婦の日常、食事風景の変化 
第15回 「門」に描かれた食卓の風景② ~それぞれの罪の意識・食卓へ向かう姿勢 & まとめテスト

※1 第4回はオンライン授業(Moodleに掲示したスライドを閲覧し、プリントの空欄を埋める形式)で実施する。
※2 第9回授業終了後にMoodleでの小テストを、最終授業終了後に論述式のまとめテストを実施する。どちらも必ず受験すること。

準備学習・事後学習 Preparation, review

〈準備学習〉授業で取り扱う「十三夜」・「それから」・「少女病」・「門」を一読した上で授業に臨むこと。また折に触れ、準備学習のための課題を出す。
〈事後学習〉配付資料を読み返して授業中に説明した文化記号の役割を整理・確認しておくこと。また折に触れ、事後学習のための課題を出す。

準備学習・事後学習の時間

準備学習3時間 事後学習1時間(2単位科目)

学外授業 Outside activities

予定していない。

成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria

以下に基づく平常評価(100%)
■リアクション(10%):毎回提出するリアクションの記述内容・提出状況に基づく。未提出1回につき減点1。
■課題(40%):計8回程度の準備学習・事後学習課題の記述内容・記述量・提出状況に基づく。未提出1回につき減点5。
■小テスト(20%):中間期に選択・語句記入問題による小テストをMoodleで実施。「小説作品を多角的に読解できているか」が評価基準。未受験は減点20。
■臨時テスト(30%):最終回授業時に授業内容を踏まえた論述式試験を実施。「小説作品の多角的な読解」について、自分の言葉で論理的に記述できているかが評価基準。未受験は減点30。
※ 欠席・遅刻はそれぞれ回数に応じて減点し、初回授業から評価に加える。但し、授業開始30分前までにメール連絡し、証明を提示した場合は除く。

定期試験期間中の試験実施方法 Exam period

定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法

提出課題やまとめテストはは採点した上で、Moodleでコメントをフィードバックする。
小テストを実施した際は、後の授業時にポイントを解説する。

テキスト Textbooks

配布プリント以外、特定のものは使用しない。

参考図書 References

樋口一葉『にごりえ・たけくらべ』新潮文庫、青空文庫
夏目漱石『それから』『門』新潮文庫、青空文庫
田山花袋『少女病』青空文庫
その他、授業中に紹介する。

リンク Link

関連する科目、履修者への要望など Requests, etc

授業の進め方、成績評価方法(リアクション・課題、小テスト、まとめテスト)等、留意事項の詳細を初回授業時に説明するので、必ず出席すること。
関連する科目として「近代の文学」「近代の作家と作品」を履修しておくことが望ましい。
課題提出や小テスト・まとめテストの受験など、この授業ではほぼ毎回Moodleを活用するので、初回授業までにMoodleのコースに参加者登録を済ませ、毎回コースを確認すること。

SDGsとの関連 Related SDGs

ジェンダー平等を実現しよう Gender equality

人や国の不平等をなくそう Reduced inequalities

使用するLMS

・Moodle

担当教員への連絡方法

メールアドレスをMoodleに掲示する。