シラバス詳細

タイトル「2025年度シラバス」、カテゴリ「豊橋校舎-共通教養(教育)科目」

科目情報

科目名

キャリアデザイン特殊講義1

講義名

キャリアデザイン特殊講義1

クラス

T

実務経験のある教員による講義
キャンパス区分

豊橋校舎

開講学期

秋学期

曜日・時限

金1

科目種別

講義

科目区分

総合

単位区分

単位数

2

準備事項

備考

【学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連】 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。 https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470

講義情報

テーマ Theme

愛知県職員とともに東三河各地でフィールドワークを行い、地域が抱える課題を知ります。フィールドワークで得た知見を生かしながら政策プロジェクト立案を体験することによって、自治体における政策担当職員の在り方を学ぶとともに、県職員のやりがいや業務実態を学びます。

概要 Synopsis

東三河地域の現状や課題の学習を通じて政策立案の現場・プロセスを学びます。愛知県職員との協働ワークによって県職員の日常や、職業としての魅力を知ることができます。東三河地域をフィールドとした地域課題を解決するプロジェクトを考えます。概ね5名を1グループとし、各グループに現職の愛知県職員がメンターを担当します。

到達目標 Aim

愛知県職員との交流やフィールドワークを通じ、公務員として働くことの魅力や意義を理解します。自治体で必要とする課題把握力、データ収集・分析力、論理的思考力、課題解決方法を立案する力を高めます。

授業形態 Class style

講義、フィールドワーク

使用言語 Language(s)

日本語のみ Japanese only

アクティブ・ラーニングActive Learning 

PBL(課題解決型学習) Project-based learning

ディスカッション、ディベート Discussion , Debate

グループワーク Group work

プレゼンテーション Presentation

実習、フィールドワーク Applied practice , Fieldwork

内容・スケジュール Contents, schedule

受講定員20名 【講義担当者】
1.オリエンテーション、県職員と市町村職員の違い、グループ分け【教員・県職員】
2.東三河地域の地域課題、現状、将来展望の概要【県職員】
3.中山間地域のケーススタディ①【県職員】
  ・新城設楽振興事務所職員の日常、やりがい
  ・東三河北部の課題等(人口減少の進行、水源地の現状)
4.5.6.フィールドワーク(土曜日に振り替える)
  中山間地域のケーススタディ②【県職員、外部講師】
  ・外国人との共生協働
  ・設楽ダムの役割
7.中山間地域のケーススタディ(人口減少)に関するプロジェクトワーク①【教員・県職員・外部講師】
  ※各グループとメンターはワークをブラッシュアップ
8.中山間地域のケーススタディ(水源地)に関するプロジェクトワーク②【教員・県職員・外部講師】
  ※各グループとメンターはワークをブラッシュアップ
9.都市地域のケーススタディ①【県職員】
  ・東三河総局職員の日常、やりがい
  ・東三河南部の課題等(農業、産業)
10.11.12.フィールドワーク(土曜日に振り替える)
  都市地域のケーススタディ②【教員・県職員・外部講師】
  ・豊川用水の役割
  ・農地の実態
  ・三河港の特徴
13.都市地域のケーススタディ(農業)に関するプロジェクトワーク①【教員・県職員・外部講師】
※各グループとメンターはワークをブラッシュアップ
14.都市地域のケーススタディ(産業)に関するプロジェクトワーク②【教員・県職員・外部講師】
※各グループとメンターはワークをブラッシュアップ
15.発表、意見交換、講評【教員・県職員・外部講師】
  ・各グループがプロジェクト案を発表

※フィールドワーク実施日は1回に3コマを想定。そのためフィールドワーク1回につき3コマ分の講義を別日(土曜日)に振替する。フィールドワーク交通手段は愛知県で準備。
※15回目講義(提案発表)に向けて、メンターとプロジェクト提案のブラシュアップの時間を適時講義外に設ける。
※ケーススタディ及びフィールドワークのテーマは変更になることがあります。

準備学習・事後学習 Preparation, review

準備学習:WEBで公開されている東三河振興ビジョン2030や重点プロジェクト、地域の新聞記事に目を通し、東三河地域の動向に関心を持って臨んでください。
事後学習:5人程度のグループ単位で取り組む講義となりますので、グループ内でしっかり意見交換してください。なおフィールドワークや発表については、受講者の日程を調整します。

準備学習・事後学習の時間

準備学習2時間 事後学習2時間(2単位科目)

学外授業 Outside activities

内容・スケジュールに記載したように、フィールドワークは必須です。また、希望者には愛知県東三河県庁でのインターシップを実施する予定です。

成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria

総合評価で評価します。
①講義参加態度(70%)
■評価のポイント
・講義への出席回数や発言回数等の取組姿勢から評価します。
・講義時におけるレポート提出
②プロジェクトレポート(30%)
■評価のポイント
・東三河地域の課題を理解し、将来の地域のあり方について地域政策の視点から立案できているか、グループ案が論理的で矛盾はないか、などの点から評価します。

定期試験期間中の試験実施方法 Exam period

定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法

各グループに1名の愛知県東三河県庁職員がメンターに就き、行政目線で評価やアドバイスを行います。質問等に対して、次回の講義で解説したり、Moodleやメール等を利用して個々の受講生に順次フィードバックします。

テキスト Textbooks

特定のテキストは特に使用しません。

参考図書 References

「東三河振興ビジョン2030」愛知県から受講生に支給します。

リンク Link

関連する科目、履修者への要望など Requests, etc

日ごろから、東三河地域がどのような課題に直面しているのか、課題に対して行政(県、市町村)や民間(企業、経済団体、農業団体など)が、どのようなアクションを起こしているのか、起こそうとしているのか、などに広く関心を持ってください。

SDGsとの関連 Related SDGs

住み続けられるまちづくりを Sustainable cities and communities

担当教員への連絡方法

質問・相談の連絡先は、第1回講義で指示ます。