シラバス詳細

タイトル「2025年度シラバス」、カテゴリ「豊橋校舎-共通教養(教育)科目」

科目情報

科目名

考古学

講義名

考古学

クラス

TC

実務経験のある教員による講義
キャンパス区分

豊橋校舎

開講学期

秋学期

曜日・時限

金1

科目種別

講義

科目区分

社会

単位区分

選必

単位数

2

準備事項

備考

【学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連】 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。 https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470

講義情報

テーマ Theme

論理的思考能力を獲得して700万年に及ぶ人類の歴史を理解し、自分自身の歴史観を再確認する。

概要 Synopsis

自分自身の歴史観を再確認するため、論理的思考能力の獲得方法、建設的な議論の方法、考古学論文の構造等を解説する。考古学という学問の歴史・研究方法等を紹介し、日本と世界の考古学の現状について解説する。考古学が研究対象とする人類700万年の歴史の中で衣・食・住等の重要な出来事を取り上げ、それぞれについて変遷の実態とその意義について解説する。地球上で最も繁栄した生物種である「ヒト」がどの様に拡散し何を行ったのか、移動方法の歴史とその意義について解説する。人間集団の構造変化の歴史を示し、これに伴って大規模化した戦争の歴史について解説する。人間のコミュニケーション能力から創出された芸術や宗教等の精神世界の歴史を解説し、人間の未来のあるべき姿について考察する。
豊橋市文化財センターでの実務経験を活かし、考古学の発掘調査の具体的内容と人類700万年の歴史、自分自身が持つべき歴史観とは何かを解説する。

到達目標 Aim

論理的思考能力を得て建設的な議論ができるようになる。新たな歴史的な視点を得ることができ、自分が専門とする科目の習得に有効な視点となる。

授業形態 Class style

講義形式で行う。授業期間中の中頃と学期末に2回の臨時レポートを課す。

使用言語 Language(s)

日本語のみ Japanese only

アクティブ・ラーニングActive Learning 

内容・スケジュール Contents, schedule

内容・スケジュールは以下の項目を予定している。ただし時間の都合等により、多少の変更の可能性がある。
1 論理的思考能力の獲得:人間の脳の働きと対人関係のコミュニケーション能力という視点から、論理的思考能力をどのように獲得するかを解説する。
2 考古学とは何か?:考古学の歴史、調査方法を解説する。
3 日本の考古学:日本考古学の歴史・研究方法を解説し、旧石器時代から古代までの概説を行う。
4 世界の考古学:先史人類学から考古学への歩みと、世界の考古学の現状を概説する。
5 食べ物の変遷①:類人猿の食性から初期人類の生活様式を推定し、現在の狩猟採集民の食生活と比較する。
6 食べ物の変遷②:農耕・牧畜民の食料、調理の発明、酒の発見、日本の食事の歴史について概説する。
7 住居の変遷①:狩猟採集民、農耕民、牧畜民の住居形態を示し、遊動、季節的移動、定住の違いと意義について解説する。
8 住居の変遷②:都市の出現と日本の住居の変遷について解説する。
9 衣服の変遷:衣服の起源とその材料を解説し、世界の民族衣装や日本の民族衣装を解説する。
10 装身具の変遷:装身具の起源、狩猟採集民・牧畜民の装身具を解説し、日本の装身具の変遷について概説する。
11 道具の変遷:道具の種類を解説し、霊長類や狩猟採集民、牧畜民等の道具と比較し、人類史の中で最も長く使われた石器について解説する。
12 アニミズムと宗教:人間が生み出した儀式と精神世界の歴史、宗教の歴史と役割について解説する。
13 移動と交易:移動手段の発達と交易との関係を陸と海の両方から考察する。
14 戦争の歴史:戦争の構造と歴史を人間集団の構造変化の歴史と対比させて説明し、世界と日本の戦争の歴史について解説する。
15 人類700万年史:考古学の特徴と歴史学としての役割を復習し、人類700万年の歴史から人間とは何か、歴史を知ることの意味は何なのかを解説する。

準備学習・事後学習 Preparation, review

<準備学習>新聞やTV等で報道される発掘調査や遺跡等に関心を持って授業に臨むこと。自分が専門にしようとする学問がどのようなものか、どのような特徴があるのかを調べておくこと。
<事後学習>授業で説明した考古学の学問的特徴を理解し、自分が専門とする学問分野との違いや共通点を確認しておくこと。

準備学習・事後学習の時間

準備学習1時間 事後学習3時間(2単位科目)

学外授業 Outside activities

なし

成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria

総合評価で評価する。
■授業期間内と学期末に提出する2回の臨時レポート(60%):課題の趣旨を適切に理解し、論拠を示した上で自らの見解を論理的に示すことができるか、自分自身がどのような歴史観を持っているのかを示すことができるかを評価する。
■平常評価(40%):毎回提出するアンケートに記入する感想から授業内容の理解度を評価する。やむを得ない理由以外での欠席は減点の対象とする。

定期試験期間中の試験実施方法 Exam period

定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法

課題に対する全体的な講評を授業時に解説、あるいはメール配信する。

テキスト Textbooks

特定のものは使用しない。

参考図書 References

特定のものは使用しない。

リンク Link

関連する科目、履修者への要望など Requests, etc

考古学という学問の構造と目的を理解し、自らが専門とする学問との違いに関心を持ってほしい。

SDGsとの関連 Related SDGs

貧困をなくそう No poverty

飢餓をゼロに Zero hunger

質の高い教育をみんなに Quality education

ジェンダー平等を実現しよう Gender equality

人や国の不平等をなくそう Reduced inequalities

平和と公正をすべての人に Peace, justice and strong institutions

パートナーシップで目標を達成しよう Partnerships for the goals

担当教員への連絡方法

質問はメールで受け付けます(贄 元洋:a1301563@vega.aichi-u.ac.jp)。件名に科目名、本文に学籍番号・氏名を必ず記載してください。