シラバス詳細

タイトル「2025年度シラバス」、カテゴリ「豊橋校舎-短期大学部」

科目情報

科目名

文学の環境

講義名

文学の環境

クラス

 

実務経験のある教員による講義
キャンパス区分

豊橋校舎

開講学期

春学期

曜日・時限

月2

科目種別

講義

科目区分

日本文化

単位区分

選必

単位数

2

準備事項

備考

【学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連】 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。 https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470

講義情報

テーマ Theme

「宮沢賢治(再)入門」…詩集『春と修羅』・童話集『注文の多い料理店』刊行101年の宮沢賢治

概要 Synopsis

 宮沢賢治の作品は、童話「注文の多い料理店」や詩篇「春と修羅」など、よく知られている。しかしその生涯や作品の解釈などは、子どものころにちょっと聞いたという程度で、本当に知られているとは言えない。
 そこでこの授業は、いわば「宮沢賢治(再)入門」として、その生涯をたどりなおし、作品をあらためて読み進めていこう。
 賢治が生前刊行した書物は、詩集『春と修羅』と、童話集『注文の多い料理店』(いずれも1924年刊)のみだった。しかしそれ以外にも、大量の生前未発表の詩や童話の原稿、また、書簡やメモ、セールスマンとしての広告文案などを残している。
 それらを、同時代の文学作品・社会状況や、民俗学の成果等を参照しつつ,精緻に読みすすめてゆこう。

到達目標 Aim

宮沢賢治の生涯と作品、彼の生きた時代について理解を深めることができる。

授業形態 Class style

 講義形式とするが、毎回、学生諸君にテキストの朗読,質疑応答,小レポートを求める。
 なお、テキストの大部分は旧仮名遣い(古典仮名遣い)であり、その読みの練習を兼ねる。

使用言語 Language(s)

日本語のみ Japanese only

アクティブ・ラーニングActive Learning 

内容・スケジュール Contents, schedule

1.授業の概略説明…BL(ボーイズ・ラブ)としての宮沢賢治(?)
 宮沢賢治の最愛の親友あて手紙(旧かな遣い)を読み、賢治文学の根底を考察する。成績には無関係だが、第1回の読みに参加すること自体を履修の条件とする。
2.宮沢賢治とその時代――概説
3.宮沢賢治の生涯,詩歌・散文作品の概観①…その出発点
4.        同上        ②…教師としての宮沢賢治
5.        同上        ③…サラリーマンとしての宮沢賢治
6.怪獣ゴジラと(しての)宮沢賢治――「修羅」とはなにか
7.「妖怪」と「異界」と──民俗学的空間とその変容
   a.神々の零落
8.  b.「山猫」とはなにか①…「山中異界」の王
9.       同上    ②…その近代的変容
10.近代社会のなかで書くこと・話すことの意味
   a.手紙というメディア
11.  b.「詩人」と,商品としての「ことば」
12.1920年代の日本社会
   a.都市消費社会の成立
13.  b.リゾート開発・郊外開発の時代 
14.宮沢賢治と21世紀…高畑勲・宮崎駿にいたる
15.まとめ。

*全体として、宮沢賢治の詩集『春と修羅』と、童話集『注文の多い料理店』収録作品を中心に、適宜,関連するテクスト(未発表原稿、書簡、メモ、広告文案など)および、賢治の生涯と、同時代日本の歴史状況に触れていくかたちをとる。

準備学習・事後学習 Preparation, review

事前学習、事後学習いずれも、文学作品の読書。日本近代の歴史に関する学習。

準備学習・事後学習の時間

準備学習2時間 事後学習2時間(2単位科目)

学外授業 Outside activities

予定なし

成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria

平常評価による。授業最終回におこなうまとめの臨時テスト80パーセント、その他の平常点20パーセントで評価する。
*宮沢賢治の文学がもつ多様な側面への興味や理解を評価基準とする。

定期試験期間中の試験実施方法 Exam period

定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法

授業中に口頭で行う

テキスト Textbooks

『宮沢賢治全集 8』ちくま文庫

※生協ホームページで案内されている教科書リストも確認ください。

参考図書 References

適宜指示する。

リンク Link

関連する科目、履修者への要望など Requests, etc

日本文学・文化関連に興味を持つ学生に履修をお勧めする。また、宮沢賢治の詩歌をとり上げるということで、1年秋学期配当(2年も履修可)の「詩歌を読む」との関連もあるので、本授業に興味を持った学生には、履修をお勧めする。
詩歌と、文学と、歴史への興味関心と愛を抱いてほしい。

SDGsとの関連 Related SDGs

貧困をなくそう No poverty

飢餓をゼロに Zero hunger

すべての人に健康と福祉を Good health and well-being

質の高い教育をみんなに Quality education

エネルギーをみんなに そしてクリーンに Affordable and clean energy

人や国の不平等をなくそう Reduced inequalities

気候変動に具体的な対策を Climate action

海の豊かさを守ろう Life below water

陸の豊かさも守ろう Life on land

平和と公正をすべての人に Peace, justice and strong institutions

担当教員への連絡方法

ムードル等に記載するメールアドレスによる