シラバス詳細

タイトル「2025年度シラバス」、カテゴリ「豊橋校舎-共通教養(教育)科目」

科目情報

科目名

健康科学

講義名

健康科学

クラス

TA

実務経験のある教員による講義
キャンパス区分

豊橋校舎

開講学期

春学期

曜日・時限

月3

科目種別

講義

科目区分

自然

単位区分

選必

単位数

2

準備事項

備考

【学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連】 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。 https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470

講義情報

テーマ Theme

健康と生活の相互関係を理解し、生活習慣を改善する方法を修得する

概要 Synopsis

健康を理解することは、人間の生命や生活を理解することに通じる。この授業では、身近な健康問題をわかりやすく説明するとともに、健康管理のあり方および生活習慣改善の方法を解説する。また、現代社会の健康課題には、それぞれの世代の生活や環境が関わっている。各種統計調査などの結果から現代社会の健康課題の多様性を学ぶ。

到達目標 Aim

1.健康と生活の相互関係を各種データを用い説明することができる。
2.身近な健康課題から自身の健康管理の方法を学び実践することができる。

授業形態 Class style

講義形式

使用言語 Language(s)

日本語のみ Japanese only

アクティブ・ラーニングActive Learning 

内容・スケジュール Contents, schedule

1.授業の進め方等 *課程提出法・まとめのレポートなど詳細の説明
 健康観の歴史的変遷と現代的健康の定義(人間にとっての生と死、生涯とは何か)
2.よく耳にするからだに関する用語を学ぶ(エネルギー代謝、血糖、血圧、脂肪、血液等)
3.日本人の疾病構造(生活習慣病の基礎知識)
4.健康的な食行動(栄養の基礎知識・健康行動理論・第4次食育推進基本計画)
5.健康的な運動行動(健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023)
6.健康的な休養行動(健康づくりのための睡眠ガイド・アンガーマネージメント)
7.がんとがん患者の社会的支援
8.発達と発達障害者の社会的支援
9.依存と社会的支援
10.ライフスタイルと健康(こころの健康)
11.ライフスタイルと健康(余暇)
12.ライフスタイルと健康(SDGs)
13.ライフスタイルと健康(認知症)
14.災害と健康支援
15.まとめ(変化する社会と健康の視点)*まとめのレポート提出回

準備学習・事後学習 Preparation, review

【準備学習】
 各回の授業テーマに関するキーワードの意味や身近な話題との関連を考え、授業テーマについて知見を広めるよう準備学習を行う。*第1回授業時にフォーマットを提示する。

第1回 健康日本21第三次
第2回 血液または血糖
第3回 エネルギー代謝または座位行動
第4回 腸内細菌または食品の賞味期限
第5目 赤筋・白筋または腰痛
第6回 メラトニンまたはコルチゾール
第7回 健康診断またはがんのステージ
第8回 ICIDHとICFまたは出生前診断
第9回 共依存または認知行動
第10回 ストレス
第11回 いきがい
第12回 関心ある世代の健康課題
第13回 認知症の中核症状
第14回 海外防災教育
第15回 AIと健康づくり

【事後学習】
 授業時のテーマについて自身の生活や健康管理において実践したことやさらにテーマを深め調べたことを記述する。

準備学習・事後学習の時間

準備学習2時間 事後学習2時間(2単位科目)

学外授業 Outside activities

ありません。

成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria

1.リアクションペーパー 75点
2.レポート 25点 
 ・対象者に情報を発信する視点から見出し等の構成を評価する。

定期試験期間中の試験実施方法 Exam period

定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法

課題の中の特徴的な見解や誤解についての解説を次回授業時に紹介をする。

テキスト Textbooks

【テキスト】特定のものは使用しない。
【参考図書】授業時に紹介する。

参考図書 References

増田敦子:「身体のしくみとはたらき~楽しく学ぶ解剖学~」、サイオ出版、2015
伊藤 裕:「ココロとカラダを元気にする ホルモンのちから」、高橋書店、2017
柴田重信:「時間栄養学が明らかにした食べ方の法則」、ディスカバー・トゥエンティーワン、2014
菅沼洋平:「あなたの人生を変える睡眠の法則」、自由国民社、2013
片井均他:「国立がん研究センターのがんとお金の本」、国立がんセンター、2016
白井教人:「病院・ネットでは教えてくれない依存症の本」、大和出版、2013
友田明美:「子どもの脳を傷つける親たち」、NHK出版新書、2017
川上陽子他:「子どもと関わる人のためのアンガーマネージメント」、合同出版、2016
東京慈恵医科大学付属病院栄養部:「その調理、9割の栄養捨ててます」、世界文化社、2017
筧裕介:「認知症世界の歩き方」、ライツ堂、2021年
駒田陽子他:「子どもの睡眠ガイドブッック」、朝倉書店、2019年
北出勝也:「発達の気になる子のビジョントレーニング」、ナツメ社、2023年

リンク Link

関連する科目、履修者への要望など Requests, etc

・各回のテーマについて関心を持ち、自身の健康はもちろん、家族・地域の健康づくりについて考える機会となってほしいと思います。

SDGsとの関連 Related SDGs

担当教員への連絡方法

欠席届等は、授業の前後に提出してください。ムードル内に問合せ先を設けます。