シラバス詳細

タイトル「2025年度シラバス」、カテゴリ「豊橋校舎-共通教養（教育）科目」

科目情報

科目名

宗教学
講義名

宗教学
クラス

TA
実務経験のある教員による講義
キャンパス区分

豊橋校舎
開講学期

春学期
曜日・時限

金２
科目種別

講義
科目区分

人文
単位区分

選必
単位数

2
準備事項

備考

【学位授与方針（ディプロマ・ポリシー）と授業科目の関連】 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針（ディプロマ・ポリシー）と教育課程の編成・実施方針（カリキュラム・ポリシー）に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。 https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470

講義情報

テーマ Theme

古代インドの宗教ーバラモン教と仏教ー

概要 Synopsis

宗教学とは世界に見られる様々な宗教現象を体系的に把握し「宗教とは何か」さらには「人間とは何か」を追求し提示することを目的とするものである。本講義では主に古代インドに見られる宗教を考察し、それらを通して宗教や人間について考えていく。そして、宗教とは何か、死とは何か、生きるとは何かを各自考えてもらう。

到達目標 Aim

人文分野における宗教の様相を学ぶことで、宗教と社会との関係について理解を深め、主体的に宗教について考えるための基礎知識および方法を習得する。　

授業形態 Class style

講義形式で行う。必要な資料は授業中適宜配布する。

使用言語 Language(s)

日本語のみ Japanese only

アクティブ・ラーニングActive Learning 

内容・スケジュール Contents, schedule

第１回ガイダンス：授業全体の枠組みについての説明
第２回ヒンドゥー教の聖地ヴェナレス
第３回バラモン教の思想１「ヴェーダ」の神々
第４回バラモン教の思想２　ブラーフマナの世界観と人間観
第５回バラモン教の思想３　ウパニシャッドにおける実在　－アートマンとブラフマン－
第６回脳科学から見た宗教とは何か
第７回バラモン教と仏教の比較
第８回ゴータマ・シッダールタの思想　初期仏教の無我説 ―苦と四つの聖なる真理―
第９回ゴータマ・シッダールタの思想　初期仏教の無我説 ―苦と四つの聖なる真理―　続き
第１０回ゴータマ・シッダールタの思想　初期仏教の無我説 ―苦と四つの聖なる真理―　続き
第１１回ヴィパッサナー瞑想の理論と実践
第１２回マインドフルネス瞑想の理論と実践
第１３回マインドフルネス瞑想の理論と実践　続き
第１４回マインドフルネス瞑想の理論と実践　続き
第１５回医療現場におけるマインドフルネス瞑想の活用

準備学習・事後学習 Preparation, review

〈準備学習〉参考図書に挙げたものは授業の進度に応じて各自事前に読んでおいてください。
〈事後学習〉抽象的な内容が多いので、受講後はノートを見直して頭の中を整理しておいてください。

準備学習・事後学習の時間

準備学習１時間　事後学習３時間（２単位科目）

学外授業 Outside activities

特になし

成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria

期末レポート（100％）：バラモン教の展開とゴータマ・シッダールタの思想を理解し、各自が選んだテーマについてバラモン教や仏教の思想と関連づけながら論理的に述べることができる。出席回数が全体の２／３に満たないものは失格とする。

定期試験期間中の試験実施方法 Exam period

定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.

課題（試験やレポート等）に対するﾌｨｰﾄﾞﾊﾞｯｸの方法

次回の授業冒頭において、コメントカードによる特徴的な見解や授業内容に関する質問などに対してフィードバックを行う。

テキスト Textbooks

特定のものは使用しない。資料を配付します。

参考図書 References

授業内において適宜紹介する。

リンク Link

関連する科目、履修者への要望など Requests, etc

本講義では古代インドの宗教であるバラモン教や仏教を取り上げる。受講者はそれらの考察を通して、宗教とは何かや、自分自身にとっての生や死とは何かを考えるきっかけとなることを期待します。

SDGsとの関連 Related SDGs

平和と公正をすべての人に Peace, justice and strong institutions

担当教員への連絡方法

LiveCampusのメッセージ機能は使用しないこと。
教員への連絡等は以下のメールアドレスを使用すること。
taikimotomura1973@gmail.com
※大学名、学籍番号、氏名を明記すること。