シラバス詳細

タイトル「2025年度シラバス」、カテゴリ「豊橋校舎-短期大学部」

科目情報

科目名

English Communication

講義名

English Communication

クラス

 

実務経験のある教員による講義
キャンパス区分

豊橋校舎

開講学期

秋学期

曜日・時限

水2

科目種別

講義

科目区分

スピーキング

単位区分

単位数

2

準備事項

備考

【学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連】 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。 https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470

講義情報

テーマ Theme

世界共通語として広く普及している英語の知られざる「話しことば」の社会学的、心理学的な諸側面を英語を通して学ぶ。

概要 Synopsis

本授業では、世界中で話されている英語の「話しことば」の影響について、心理学的な視点から書かれたエッセイを読み、英語コミュニケーションの多様性と国際性の光と影について学ぶ。授業では、講義による解説とディスカッションを通じて、英語の心理的・社会的な諸側面について学ぶ。英語で読み、考え、話し合いを通して、意見を共有する力を養う。具体的には、社会的アイデンティティの一つとされる「話し言葉(どういう言葉を使ってどのような発音で話すかなど)」に対して私たち人間が無意識に抱いてしまうバイアスや偏見、さらに差別の歴史について解説されたエッセイを中心に読む。毎授業でのディスカッションを通じて理解を深める。エッセイの著者は米国出身の新進気鋭の社会心理学者で、自身の子をバイリンガルに育てようとしたエピソードもつづっており、興味深い内容となっている。

到達目標 Aim

1.協調して話し合いを進めることができる。
2.自分の疑問や意見を英語で正確に相手に伝えることができる。
3.相手の話を関心をもって聴き、英語で適切に応答することができる。
4.話し言葉の力について自分の見解を英語で伝えることができる。

授業形態 Class style

授業は、学生の理解度および毎回のテーマや内容に応じて講義形式と演習形式を組み合わせて行われる。

使用言語 Language(s)

日本語と外国語 Japanese and foreign language(s)

アクティブ・ラーニングActive Learning 

PBL(課題解決型学習) Project-based learning

ディスカッション、ディベート Discussion , Debate

グループワーク Group work

プレゼンテーション Presentation

内容・スケジュール Contents, schedule

1.Introduction (授業概要説明・自己紹介・ディスカッション)
2.Chapter 1 How you speak is who you are
3.Discussion on Chapter 1
4.Chapter 2 Your language is your tribe
5.Discussion on Chapter 2
6.Chapter 3 Native Tongues
7.Discussion on Chapter 3
8.Chapter 4 How language divides us
9.Discussion on Chapter 4
10. Chapter 5 The monolingual myth
11.Discussion on Chapter 5
12.Chapter 6 On the basis of speech
13.Chapter 7 Linguistic revolution
14.Students’ presentations (1)
15.Students’ presentations (2)

準備学習・事後学習 Preparation, review

・予習と復習は必須です。予習は次の授業で扱うテーマに沿った教材と課題に取り組んでもらいます。復習としては、予習と授業で学んだことをさらに深めるための課題に取り組んでもらいます。
・各自の英語の習熟度や興味関心に応じて最適な学習方法がありますので、個別に助言しますので、自分が楽しめる学習方法を見つけてください。

準備学習・事後学習の時間

準備学習3時間 事後学習1時間(2単位科目)

学外授業 Outside activities

原則として授業は教室で行います。テーマによってはオンラインで海外の大学生と英語で話す機会を提供します。

成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria

平常点評価100%
授業(ディスカッション)での発言内容と提出課題(50%)と、内容確認のための小テストと個人発表(50%)を総合的に評価します。授業の活動への積極的な参加を高く評価します。

定期試験期間中の試験実施方法 Exam period

定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法

提出された課題は、翌週の授業までにコメントを付して返却するとともに、授業の中で全体にポイントを解説する。

テキスト Textbooks

著者: Katherine D. Kinzler
テキスト: How You Say It: Why We judge Others by the Way They Talk-and the Costs of This Hidden Bias.
出版社:Mariner, New York

参考図書 References

1. 筧壽雄・西光義弘・嶋村誠 編訳『ランゲージ・ファイル-英語学概論-』研究者出版.
2. 鈴木孝明・白畑智彦 著『ことばの習得-母語獲得と第二言語習得』くろしお出版.
3. Meyer, E. 著 "The Culture Map". Public Affairs.

リンク Link

関連する科目、履修者への要望など Requests, etc

・授業の諸連絡や事前資料配布、課題の提出・返却は、Moodleを通して行います。
・異なる文化背景をもつ他者とのコミュニケーションを通して英語を学ぶ機会を提供します。

SDGsとの関連 Related SDGs

すべての人に健康と福祉を Good health and well-being

質の高い教育をみんなに Quality education

ジェンダー平等を実現しよう Gender equality

人や国の不平等をなくそう Reduced inequalities

平和と公正をすべての人に Peace, justice and strong institutions

パートナーシップで目標を達成しよう Partnerships for the goals

担当教員への連絡方法

授業に関する質問や相談は、メールまたは直接教員まで。
メールアドレスと質問コーナーは、本科目のMoodleページにてお知らせしています。