シラバス詳細

タイトル「2025年度シラバス」、カテゴリ「豊橋校舎-短期大学部」

科目情報

科目名

美しい日本語

講義名

美しい日本語

クラス

B

実務経験のある教員による講義
キャンパス区分

豊橋校舎

開講学期

春学期

曜日・時限

月3

科目種別

講義

科目区分

基幹

単位区分

単位数

2

準備事項

備考

【学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連】 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。 https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470

講義情報

テーマ Theme

美しい日本語の話し方を身に付け、実践的なコミュニケーション能力やプレゼンテーション力を向上します。

概要 Synopsis

「何をどのように話すか」を探求し、「感じ良く話す」ための実践トレーニングを行います。笑顔で滑舌良く話し、さわやかな挨拶や適切な敬語表現を用いた美しい日本語で、コミュニケーションできるようになります。そして、公的な場面で求められるビジネスマナーを身に付け、プレゼンテーション力を磨きます。
この授業は、国語科教員免許、国際コミュニケーション修士、秘書検定1級・サービス接遇検定1級を持つ教員が、企業研修歴30年、司会・審査員歴25年、東海ラジオレギュラーコーナー出演1年2か月などの実務経験を活かしつつ、実践的教育を行っている授業です。

到達目標 Aim

日本語に対する認識を深め、自分が使っている言葉への意識を高めることができます。
感じの良い話し方や聞き方、敬語表現を交えた美しい日本語でのコミュニケーション能力が身に付きます。
最初はペアワークから始め、グループワークを行いながら、パブリックスピーキング、プレゼンテーションを練習します。
授業後半では、皆さんの前で、プレゼンテーションできるようになります。

授業形態 Class style

演習形式(座席指定制)実践的に発声や挨拶、敬語を交えた話し方、感じの良い聞き方のトレーニングを行います。
テキストの音読を含め、毎回、話す実践を通じて、話す内容の作り方を習得し、人前でプレゼンテーションすることに慣れていきます。
ゲストスピーカーを迎え、働く現場でのコミュニケーションの実際を伺い、質疑応答も行います。

使用言語 Language(s)

日本語のみ Japanese only

アクティブ・ラーニングActive Learning 

グループワーク Group work

プレゼンテーション Presentation

内容・スケジュール Contents, schedule

1.オリエンテーション・ビジネスマナーの確認・日本人の話し方を考える・発声練習

2.・プレゼンテーションとは
  ・プレゼンテーションに必要なスキル
  ・論理的思考の基礎

3.chapter1:プレゼンテーションの構成、話の展開(ストーリー)
  ・目的と聞き手の具体化、場の理解
  ・論理的な表現、構成
  ・説明の順序

4.chapter1:演習と復習

5.chapter2:プレゼンテーション資料の作成
  ・ビジュアル化の基本など

6.chapter2:プレゼンテーション資料の作成
  ・デジタルスライドによるプレゼンテーションなど

7.ゲストスピーカー招聘の準備
  ・敬語表現、ビジネスマナーの確認
  ・公的な場での質疑応答、立ち居振る舞いなどをロールプレイ

8.ゲストスピーカー特別授業

9.chapter3:効果的な伝え方、話し方
  ・話し手の好感度とプレゼンテーションの評価
  ・好感度アップのポイント

10.・わかりやすい伝え方
  ・聞き手の理解を深めるはたらきかけ

11.・質疑応答のしかた
  ・リハーサルの準備と実施

12. オンライン形式プレゼンテーション

13.テキスト総復習と期末プレゼンテーションテストの準備

14.期末プレゼンテーションのリハーサルとフィードバック

15.期末プレゼンテーションテスト  

準備学習・事後学習 Preparation, review

準備学習として、日頃の言葉遣いや敬語表現などを振り返っておきたいです。アルバイト先で遣うパターン化された敬語には、どのような表現があるでしょうか。
今まで行ってきたプレゼンテーションでは、どのような準備、実践、振り返りがあったでしょうか。人前での発表や面接試験などの経験を思い出しておきましょう。
事後学習として、日常生活の中で、笑顔でさわやかに挨拶できること、授業で扱った表現を遣い慣れていくことが大切です。
また、様々な場面でプレゼンがありますので、意識して聞く、話すことを実践してください。

準備学習・事後学習の時間

準備学習1時間 事後学習3時間(2単位科目)

学外授業 Outside activities

なし

成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria

平常評価で評価します。
授業参画度(40%):ペアワーク、グループワーク、プレゼンテーションへの取り組み。
課題・提出物(30%):事前課題や毎回のリアクションペーパーの提出状況、達成度。
期末テスト(30%):授業内で行う期末プレゼンテーションテスト。

定期試験期間中の試験実施方法 Exam period

定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法

提出されたリアクションペーパーや課題は、授業時に口頭にてフィードバックを行います。
小テストを実施した場合は、コメントを記入し、返却します。

テキスト Textbooks

〈テキスト〉
『プレゼンテーション力アップ!伝わる構成 資料 話し方の基本』 株式会社ウイネット (600円+税)

※生協ホームページで案内されている教科書リストも確認ください。

参考図書 References

授業中に指示します。

リンク Link

関連する科目、履修者への要望など Requests, etc

就職活動を行う立場の学生、企業に勤める新入社員という立場で、適切なことば遣いやビジネスマナー、話し方を実践する場として受講してください。

SDGsとの関連 Related SDGs

質の高い教育をみんなに Quality education

働きがいも経済成長も Decent work and economic growth

担当教員への連絡方法

授業時に教室でお知らせします。