シラバス詳細

タイトル「2025年度シラバス」、カテゴリ「豊橋校舎-共通教養(教育)科目」

科目情報

科目名

歴史学

講義名

歴史学

クラス

TA

実務経験のある教員による講義
キャンパス区分

豊橋校舎

開講学期

春学期

曜日・時限

木2

科目種別

講義

科目区分

社会

単位区分

選必

単位数

2

準備事項

備考

【学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連】 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。 https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470

講義情報

テーマ Theme

近世アジアの国家と交流

概要 Synopsis

 本授業では近世アジア(ここではおおむね14世紀から19世紀半ば)における諸国家の姿と、地域を越えた交流の歴史を考える。それを通して歴史学の基礎的な考え方を学ぶ。
 近年のグローバリゼーションの進展にともない、歴史学においてグローバル・ヒストリーへの関心が高まっている。つまり一国単位の歴史ではなく、世界的な視野で歴史を見るという考え方である。そこでの課題のひとつは、国と国のあいだ、あるいは地域を越えた人やモノの行き来の歴史である。そのような地域間の交流が活発化したのが近世であり、それが現在のアジアや世界へとどのようにつながっていくのかを学ぶ。
 一方で、国家の姿や、国家と国家のあいだの関係は、近代・現代とはかなり異なるユニークなものであった。アジアの多くの国々が、多様な民族や宗教を抱え込んでいた。それらを束ねる君主や国家とはどのようなものであったのかを考えてみたい。国家と国家のあいだの関係も、互いに認識が異なっていたにもかかわらず、正式な外交関係を持つことが多々あった。なぜそれが可能であったのだろうか。これらの交流や国家の姿を学ぶことを通して、アジアの近世がどのような時代であったのかを考えていく。
 同時に、近世アジア史を題材として史料に基づいた実証的な歴史研究の一端を学ぶとともに、歴史学における様々な考え方に触れる。

到達目標 Aim

一般教養として、世界史のなかの近世アジアの歴史について説明できるようになる。また、歴史学の基礎として、史料と、そこから見える歴史的事実に即して歴史を考えられるようになる。

授業形態 Class style

講義形式で行う。

使用言語 Language(s)

日本語のみ Japanese only

アクティブ・ラーニングActive Learning 

内容・スケジュール Contents, schedule

第1回 イントロダクション:モンゴル帝国
第2回 明朝の国際秩序と日本
第3回 マラッカ王国、琉球王国と明朝
第4回 オスマン帝国:複数の正統性
第5回 交易の時代の東南アジア1:「大航海時代」
第6回 交易の時代の東南アジア2:アユタヤー朝とタウングー朝、火器
第7回 清朝:複数の正統性
第8回 朱印船とオランダ東インド会社:交易の時代の終わり
第9回 周辺諸国と清朝1:朝鮮と日本、琉球
第10回 周辺諸国と清朝2:日本と清朝、ベトナムと清朝
第11回 周辺諸国と清朝3:コンバウン朝、ラタナコーシン朝と清朝
第12回 インドとイギリス
第13回 オスマン帝国と近代ヨーロッパ
第14回 東・東南アジアの国際秩序の変容と近世の終焉1
第15回 東・東南アジアの国際秩序の変容と近世の終焉2:授業のまとめ

準備学習・事後学習 Preparation, review

 準備学習として、次回取り上げる地域・時代について、中学高校レベルの世界史や日本史、地理の基本的な事柄を押さえておく。
 事後学習として、パワーポイントやノートを見返して復習するとともに、小テストに取り組む。

準備学習・事後学習の時間

準備学習1時間 事後学習3時間(2単位科目)

学外授業 Outside activities

なし。

成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria

 総合評価で評価する。
1. 小テスト(30%)
 毎回授業後にMoodleにおいて解答してもらう。選択式の問題によって、授業の基本的な内容を理解しているかを確認する。
2. リアクションペーパー(30%)
 毎回リアクションペーパーにコメントや質問を記入して提出してもらう。すぐれた質問やコメントを評価する。
3. 期末試験(40%)
 論述式の問題を出す。授業内容を理解したうえで、問題に対して論理的に解答しているかを評価する。
4. なお単位を取得するには全授業のうち3分の2以上の出席を必要とする。

定期試験期間中の試験実施方法 Exam period

定期試験期間中に筆記試験を実施する。An exam will be held during the exam period.

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法

リアクションペーパーでの重要な質問に対しては次回の授業でコメントする。小テストの解説は必要に応じてMoodleにおいて行う。期末試験についてはMoodleで解説する。

テキスト Textbooks

特定のものは使用しない。資料を配布する。

参考図書 References

羽田正編『東アジア海域に漕ぎだす1 海から見た歴史』東京大学出版会、2013年。
そのほか授業中に紹介する。

リンク Link

なし。

関連する科目、履修者への要望など Requests, etc

馴染みのない人名や地名が多く登場するので、その点を理解したうえで履修していただきたい。新しい知識や視点を積極的に取り入れることを期待している。

SDGsとの関連 Related SDGs

質の高い教育をみんなに Quality education

人や国の不平等をなくそう Reduced inequalities

平和と公正をすべての人に Peace, justice and strong institutions

担当教員への連絡方法

質問はメールで受け付ける。メールアドレスはMoodleに記載する。